今回は、代表的な「末端型の冷え」と「内臓型の冷え」について、原因と日常でできるケアのポイントをわかりやすく解説します。冬の温活はもちろん、季節を問わず取り入れられるヒントとしてご活用ください。
冷えは一種類じゃない?タイプ別にケアを変えるのが大切
冷えは単に体温が低いというだけでなく、どこが冷えるのかやどんなときに冷えるのかで対策が変わります。特に多いのが、以下の2タイプです。
- 末端型:手足がとにかく冷たい
- 内臓型:お腹・腰まわりが冷える/体の中心が冷えやすい
まずは、自分がどちらのタイプに当てはまるのかチェックしてみましょう。
1. 末端型の冷え|手足だけが冷えてつらい人

特徴
- 手足の冷えが強い
- 冬だけでなく、夏の冷房でも冷えやすい
- 肩こり・緊張があると冷えが悪化しやすい
原因の傾向
東洋医学では、気血(きけつ)が末端まで巡りにくいと、手足から冷えを感じやすいと考えます。ストレスや緊張、運動不足、冷房の影響など “めぐりの弱さ” が影響していることが多いタイプです。
日常でできるケア方法
- 軽い運動でめぐりを促す:ウォーキングやストレッチで血行をサポート。
- 温かい飲み物をゆっくり飲む:急激に温めるより「じんわり温める」が効果的。
- 首・手首・足首を冷やさない:冷えやすい“3つの首”を守る。
- 香辛料の使いすぎに注意:発汗して一時的に温まっても、その後冷えが戻る人も。
2. 内臓型の冷え|お腹が冷える・疲れやすいタイプ

特徴
- お腹・腰まわりが冷える
- 下半身の冷えが強い
- 温かいものを食べてもすぐ冷えてしまう
- 疲れやすい・胃腸が弱め
原因の傾向
内臓の働きが弱まると、体の中心の熱が作られにくく、全身の冷えにつながるとされています。冷たい飲食物、過度な疲労、体力の低下などが関連しやすいタイプです。
日常でできるケア方法
- 温かい食事を中心に:スープ・煮込み料理は消化にやさしく温まりやすい。
- 腹巻きやカイロで“体の中心”を温める:局所より先に中心部をケア。
- 冷たい飲み物を控える:常温~温かいものへ切り替え。
- ゆっくり休む時間を確保:睡眠不足は内臓の冷えにつながりやすい。
冷えタイプ共通|今日からできる温活習慣
- 毎日1杯のホットドリンク:白湯、ショウガ湯、ハーブティーなど。
- 足湯や温浴を習慣化:その日の冷えはその日のうちにリセット。
- 体を締め付けない服装:血流や体の巡りを阻害しない。
- 軽い運動を継続:「動く」→「巡る」→「温まる」の好循環。

また、東洋医学では“補う・巡らせる”という考え方があり、温活のお茶や薬膳食材が日常のサポートに活用されることがあります。生活の中で少しずつ取り入れるのがおすすめです。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 手足とお腹、両方冷える場合はどちらの対策を優先するべきですか?
A. まずは「お腹(体の中心)」を温める対策が優先です。中心が温まると手足の巡りも整いやすくなります。両方気になる場合は、腹巻きや温かい食事から始めてみてください。
Q. 冷え対策にサプリや漢方は必要ですか?
A. 生活習慣を整えることが基本ですが、東洋の考え方では温活のお茶や薬膳的な素材がサポートに使われることもあります。ただし過度に依存せず、まずは日常のケアを優先しましょう。
Q. 冬以外でも冷え対策は必要ですか?
A. はい。夏でも冷房や冷たい飲食物で体が冷える場合があります。季節を問わず、無理のない範囲で温活習慣を続けるのがおすすめです。
まとめ|自分の“冷えタイプ”を知るとケアがしやすくなる
冷えは誰にでも起こり得る身近な不調ですが、どこが冷えるかによって対策は変わります。まずは自分のタイプを知り、無理のない温活習慣から始めてみましょう。日々少しずつ続けることで、季節を通して心地よさを保ちやすくなります。冷えが気になる方は、毎日の習慣に“温める時間”を少しだけ取り入れてみてください。


