超高価な高麗人参「山参(サンサム)」とは?天然と栽培の違い・価格相場・高麗人参ハンター「シムマニ(심마니)」を徹底解説

超高価な高麗人参|山参(サンサム)とは? 高麗人参Q&A
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高麗人参の中でも“幻の人参”と呼ばれる存在をご存じでしょうか。
それが山参(サンサム)です。

一般的な栽培高麗人参とは異なり、山深い自然環境の中で長い年月をかけて自生する山参は、希少性・歴史・文化的価値の高さから非常に高額で取引されることもあります。

山参(サンサム)とは?

山参とは、山林の自然環境下で長い年月をかけて自生した天然の高麗人参を指します。畑で栽培される高麗人参とは、生育環境も希少価値も大きく異なります。

  • 完全な自然自生(野生)
  • 10年〜数十年かけてゆっくり成長
  • 採取量が極めて少ない
  • 形状が不揃いで“人の形”に近いものもある

なお、日本で流通している「山人参(日本山人参)」と、韓国で言う「山参(サンサム)」は別物です。日本山人参はヒュウガトウキなどを指す和製の健康素材であり、ウコギ科の高麗人参とは植物学的に異なります。

山参はなぜ超高価なのか?

① 圧倒的な希少性
山参は自然界に自生するため、毎年安定して収穫できるものではありません。発見できるかどうかは運や経験に大きく左右されます。
② 長い生育年数
10年以上、時には30年以上かけて育つものも存在します。年数が長いほど希少価値が高まり、価格も上昇します。
③ 文化的価値
韓国では古来より山参は“霊薬”として扱われ、王族や上流階級の貴重品とされてきました。

山参の価格相場

品質や年数によって差はありますが、数十万円〜数百万円、条件次第ではそれ以上になることも。実際に1000万円を超える山参が発見された事例もあります(本記事の後半で紹介しています)。

山参と栽培高麗人参の違い

項目 山参(天然) 栽培高麗人参
生育環境 自然の山林 管理された畑
生育年数 10年以上 主に4年または6年
希少性 極めて高い 安定供給
価格帯 数十万〜数百万円以上 数千円〜数万円

希少価値が高いだけ、実感力は違うの?

山参は過酷な環境で育つため、通常の人参より薬効成分(サポニン)が豊富といわれます。ただし、山参は希少価値が非常に高い一方で、必ずしも価格と体感が比例するとは限りません。

健康維持を目的とする場合に大切なのは「継続性」と「品質の確かさ」です。その点においては栽培された6年根高麗人参の方が広く普及し、重宝されています。

高麗人参ハンター「シムマニ(심마니)」とは?

山参を専門に探す人々は、韓国では「シムマニ(심마니)」と呼ばれます。山参探しは単なる採取ではなく、伝統文化の一部として受け継がれています。

  • 山の地形・植生を熟知している
  • 長年の経験と直感を頼りに探索する
  • 数日間山に入ることもある
  • 発見できない年も珍しくない

シムマニ(심마니)の役割と山参採取の流れ

シムマニは単なる採集者ではなく、山の環境を読み、儀礼を重んじながら山参(サンサム)を探す専門家です。ここではその役割と採取の流れを整理します。

韓国伝統の山参採取者「シムマニ(심마니)」の役割

シムマニの基本的な役割

  • 山の地形・植生の観察
    標高・日照・湿度・周囲の樹木を総合的に判断。
  • 山参候補の識別
    葉の枚数、茎の形状、根の走り方などから野生個体を見極める。
  • 採取技術
    根を傷つけないよう、土を丁寧に掘り起こす高度な技術が必要。
  • 鑑定・保存
    年数推定や形状評価を行い、専門市場での鑑定へ。

山参発見までの流れ(伝統的プロセス)

  1. 入山前の準備
    天候確認、山の神への祈りや簡易儀礼を行う場合もある。
  2. 山中での探索
    数日〜数週間にわたり山を歩き続けることもある。
    「심봤다!(シムバッタ)」:山参を発見した際は伝統的な掛け声で仲間に知らせる。
  3. 慎重な掘り出し
    根の全体像を崩さないよう、周囲から少しずつ掘る。
  4. 保存・鑑定
    年数・形状・重量などを基準に専門家が評価。

山参の価値を決める主な要素

評価要素 内容
推定生育年数 50年以上になると希少性が大きく高まる
形状(体型) 人の形に似た「人参体型」は高評価されやすい
重量 大きく重い個体は価値が上がる傾向
自生環境 自然林での完全野生個体は特に高評価

このように、高麗人参ハンター「シムマニ(심마니)」の活動は知識・経験・自然観察力・精神文化が複合的に関わる専門領域です。山参が「幻の高麗人参」と呼ばれる背景には、こうした長い時間と熟練の技術が存在しています。

AFP報道に見る「山参(サンサム)」の実例

1000万円以上の価値!?超希少な山参(野生高麗人参)

山参(サンサム)は、その希少性と高額鑑定でたびたび海外メディアでも取り上げられています。実際に1000万円を超える超高価な山参も発見されています。以下は、国際ニュースメディアAFPが報じた関連記事の一部です。

韓国で発見された天然山参の高額事例

【鑑定価格1億8000万ウォン】
「韓国慶尚南道の智異山(チリサン)の麓にある標高800mの地点で、100年を超える親ニンジンを含め、6大家族群の天種ニンジン18本が発見された。」

(AFPBB News 2022年12月配信記事より一部引用)

出典: AFPBB News「智異山で100年モノ高麗ニンジンなど発見」(2022年12月)

【鑑定価格計6億8000万ウォン】
「韓国全羅南道(チョルラナムド)で415グラムの山参(深山に野生する高麗人参)が見つかり、“世界最大”規模と話題になっている。」

(AFPBB News 2023年1月配信記事より一部引用)

出典: AFPBB News「“世界最大”山参(高麗人参)発見」(2023年1月)

これらの記事では、熟練の採取者によって発見された天然山参が非常に高額で評価された事例が紹介されています。 山参は人工栽培ではなく自然環境で長い年月をかけて育つため、希少価値が極めて高いとされています。

※上記引用は一部を紹介するものです。詳細は原記事をご確認ください。

よくある質問(FAQ)

Q1. 山参は日本でも採れますか?

近縁種が存在する地域もありますが、一般的に「山参」と呼ばれるものは韓国や中国東北部に多いとされています。

Q2. 山参は必ず栽培人参より効果が高いですか?

希少性は高いですが、健康維持を目的とする場合は品質管理された栽培高麗人参でも十分活用されています。

Q3. 山参は合法的に販売されていますか?

国や地域によって採取・販売規制があり、天然資源保護の観点から制限される場合もあります。購入時は正規ルートか確認することが重要です。

Q4. 一般人が山参を探すことは可能ですか?

専門知識や山岳経験が必要で、無許可での採取は禁止されている地域もあります。安全面・法令面の確認が不可欠です。

まとめ|山参は浪漫。現実的で安心な高麗人参は別に考えたい

山参は、自然の山中に自生する極めて希少な高麗人参で、数十年から時には百年近い歳月をかけて育ちます。その希少性と生育年数の長さから、発見されれば非常に高額で取引されることもあり、専門のハンターが山を巡る伝統文化も受け継がれてきました。深い山で“幻の一本”を探し当てる一攫千金の浪漫は今も人々を惹きつけます

しかし、日常の健康習慣として取り入れるのであれば、(品質管理が徹底された)高麗人参製品を選ぶことが現実的で安心な選択といえるでしょう。

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