「高麗人参は健康に良いって聞くけれど、うちの犬・猫に食べさせても大丈夫?」
ペットに高麗人参を与える際の基本的な考え方と、犬・猫それぞれの注意点、獣医師に相談すべきケースをわかりやすくまとめました。
高麗人参とは?ペットが飲用する意味
高麗人参は古くから人の健康習慣に用いられてきた植物性素材です。継続して飲用することでさまざまな実感、健康サポートが期待できます。
ペットでは、「食欲が落ちてきた」「以前より元気がない」などの変化が気になり、高麗人参を検討するケースが多く見られます。

ただし、人とペットでは目的や反応が異なるため、安易に人用の分量や(添加物が入った)製品を与えないことが大切です。ペットに高麗人参を飲ませる場合は「安全性」「適切な用量」を確認しましょう。また、既往症や服薬がある時は必ず獣医師に相談するようにしてください。
基本的な注意点
- 成分・添加物に注意:アルコールや高濃度の抽出物、甘味料・香料などが入っている製品は避ける
- 少量からの経過観察:初回はごく少量から始め、2〜3日は体調・便・食欲の変化を観察する
- 急激な変化は避ける:短期間で大量に食べさせない
- 持病があったり薬を服用中の場合:必ず獣医師へ相談する
犬に高麗人参を食べさせる際のポイント
犬は体重や年齢、健康状態で適正量が変わります。一般的にはごく少量から始めるのが安全です。個体差が大きいため、特に小型犬は(粒製品でも割って半分にするなど)配慮しましょう。

- フードに混ぜる場合はごく少量から(まずは1日1回/ごく少量)
- 味に敏感な犬は拒否することがあるので、鶏ささみ等に包むなど工夫する
- 1〜2週間は特に便通・食欲・元気度を観察する
注意すべき症状・状態
- 心疾患や高血圧、出血傾向がある場合(服薬中を含む)
- てんかんや発作の既往がある場合
- 妊娠・授乳中の犬
猫に高麗人参を食べさせる際のポイント
猫は成分に対する感受性が人や犬と異なり、消化・代謝面でデリケートな部分があります。原則として獣医師の明確な許可が出るまで与えないのが安全です。

- 猫は特に慎重に。必ず獣医師に相談して検討する
- フードに混ぜる場合はごく少量から(まずは1日1回/ごく少量)
- 1〜2週間は特に便通・食欲・元気度を観察する
注意すべき点
- 猫用に検証された製品が少ない
- 香料や甘味料、アルコールを含む人用製品は厳禁
- 初回は特に少量で様子を見る(嘔吐・下痢・食欲不振が出たら中止)
高麗人参の形態によるオススメ度
◎ ペット向けに作られたもの(粒タイプやおやつ等)
ペット用として安全性や添加物が配慮された製品は最も安心です。
◯ 粉末タイプ
フードに混ぜやすい反面、風味を嫌がる場合もあります。ごく少量から。
△ エキス・濃縮液
成分が濃いため、動物には過剰摂取になるリスクがあります。獣医師の指示がない限り避けるのが無難です。
ペット用に高麗人参を検討する際のヒント
- 「ペット用」と明記された製品や、獣医が推奨する製品を優先する
- 原材料・添加物を確認:アルコール・甜味料(キシリトール等)・香料は避ける
- エキス状の高麗人参は成分濃度が高く、ペットには不向きな場合があるので注意
避けるべきケース・すぐに獣医師に相談する症状
- 嘔吐・下痢・食欲低下が現れた
- ぐったりする、体温が高い/低いなど明らかな体調不良
- 既往症(心臓病・腎臓病・てんかんなど)がある場合
上記が見られたら直ちに摂取を中止し、獣医師に相談してください。
よくある質問(FAQ)
Q. 高麗人参の安全な目安量は?
A. ペットの体重や、飲用する製品の成分濃度によって大きく変わります。製品記載の目安量よりも少なめから試すのが安心です。
Q. 少量なら人用の高麗人参製品をペットに与えても平気ですか?
A. 人用製品は添加物や濃度が異なるためリスクがあります。犬用・猫用など、専用製品を選ぶようにしてください。
Q. 子犬・子猫でも高麗人参を与えてよいですか?
A. 成長期の子犬・子猫は代謝や摂取量に敏感です。原則として獣医師の指示がない限り与えないことを推奨します。
Q. ペットに合わない時はどうすればよいですか?
A. すぐに給餌を中止し、嘔吐や下痢、ぐったりなどの症状があれば獣医師へ受診してください。可能なら与えた製品のラベルを持参すると診察がスムーズです。
まとめ|まずはペットへの安全性・添加物を確認
ペットに高麗人参を与えるか迷ったら、まず確認したいのは「安全性」と「余計な添加物の有無」です。高麗人参そのものは、古くから動物にも用いられてきた歴史があり、少量であれば比較的取り入れやすい素材です。
一方、市販の人間向け高麗人参食品は、甘味料・保存料・他素材が含まれることもあるため、選ぶ際はシンプルな配合かどうかをチェックするだけで、ぐっと取り入れやすくなります。

はじめての場合は、ほんの少量からスタートし、いつもより元気そうか、食欲は変わらないかなど、様子をゆっくり見ながら調整すれば問題ありません。
「うちの子にも合うかもしれない」と思ったら、一度試すところから始めてみてください。


