韓国料理の定番|人気メジャー料理7選
1. サムギョプサル|豚バラ肉を焼き、野菜に包んで食べる定番焼肉

豚バラ肉を厚切りで焼いて、サンチュやエゴマの葉で包んで食べるスタイル。焼きながら野菜と一緒に食べるため「ヘルシー感」もあり、みんなでワイワイ楽しめるのが魅力です。にんにく・サムジャン(味噌ダレ)・キムチと合わせると旨味が引き立ちます。
サムギョプサル:삼겹살
2. ビビンバ|具材をご飯にのせ、コチュジャンと混ぜて食べるご飯

ご飯に色とりどりのナムルや肉、卵を乗せ、コチュジャンで混ぜて食べる一皿。石焼ビビンバは器が熱く、ご飯のおこげ(パリパリ)が楽しめます。野菜がたっぷり摂れる点も嬉しいポイントです。韓国語に近い発音では“ピビンパ”とも呼ばれます。
ビビンバ:비빔밥
3. プルコギ|甘辛ダレに漬けた牛肉を焼いて楽しむ家庭料理

醤油ベースの甘辛タレで下味をつけた薄切り牛肉を玉ねぎや春雨と一緒に炒め煮する家庭的な料理。柔らかい肉質と程よい甘みで、子どもから年配まで人気。野菜と一緒に炒めることで栄養バランスも取りやすいです。
プルコギ:불고기
4. キムチチゲ|熟成キムチと豚肉を煮込んだ旨辛スープ鍋

酸味のあるキムチをベースに豚肉や豆腐、野菜を煮込んだ鍋料理。寒い季節にぴったりで、ご飯とよく合います。発酵食品のキムチを使うので、風味が深く食べ応えがあります。
キムチチゲ:김치찌개
5. スンドゥブチゲ|柔らか豆腐と海鮮を煮込んだピリ辛鍋

柔らかい絹ごし豆腐をたっぷり入れた辛口の鍋。貝や豚肉、キムチが入ることが多く、風味豊かなダシと唐辛子の辛みが特徴。シンプルながら深い旨味が楽しめます。
スンドゥブチゲ:순두부찌개
6. ネンミョン/冷麺|細麺を冷たいスープで味わう夏の人気料理

冷たいスープに細めの麺(そば粉やでんぷんを使うことが多い)を入れた爽やかな一品。夏場に人気で、酸味とさっぱりしたスープが食欲をそそります。焼肉やコッテリ料理を食べたあとの〆にも良い軽さがあります。
冷麺:냉면
7. サムゲタン/参鶏湯|高麗人参入りの薬膳スープ

若鶏の内臓を取り除き、もち米やナツメ、高麗人参を詰めて煮込んだ滋養スープ。夏の精力回復食としても有名で、高麗人参の香りと旨味がスープに溶け出します。薬膳的な観点で高麗人参を体に取り入れたいときにオススメの料理です。
参鶏湯:삼계탕
韓国料理を楽しむときのポイント
- 味の特徴を知る:辛味・発酵・旨味のバランスが韓国料理の魅力。最初は辛さ控えめのお店を選ぶと安心です。
- 取り分け文化:シェアして食べるスタイルが主流なので、複数人で色々頼んで楽しむとバラエティ豊かに味わえます。
- 高麗人参を食す:日本では高価で入手しにくい高麗人参。韓国では薬膳料理などで日常的に使われることも多い食材です。観光地や料理店で見かけたら、ぜひお試しください。
他にも人気の韓国料理が沢山あります!
今回ご紹介した7品以外にも、トッポギ・チヂミ・キンパなど、日本でも馴染み深い韓国料理があります。韓国料理はバリエーション豊かで、日常の食卓から特別なシーンまで幅広く楽しめるのが魅力です。

よくあるご質問(FAQ)
Q. 辛いのが苦手でも韓国料理は楽しめますか?
A. 多くのメニューは辛味が特徴ですが、辛さの調整が可能なお店も多くあります。サムギョプサルやビビンバなど、辛さを調整しやすい料理から試してみるとよいでしょう。
Q. サムゲタンは高麗人参入りが普通ですか?
A. はい。サムゲタンには高麗人参(スライスや小さな根)が一緒に煮込まれるのが一般的で、薬膳的な要素が強い一品です。
Q. 初めて韓国料理を食べるときのおすすめメニューは?
A. サムギョプサル(焼き物)とビビンバ(混ぜご飯)は万人受けしやすく、韓国料理入門としておすすめです。いくつかをシェアして異なる味を楽しむのがベストです。
まとめ|まずは定番から味わってみよう
韓国料理の定番7品は、それぞれが個性的で何度でも楽しめる魅力があります。初めてならサムギョプサルやビビンバから入るのが入りやすく、薬膳や高麗人参に興味がある方はサムゲタンをぜひ一度試してみてください。外で食べるのも良し、家庭でアレンジするのも良し——自分の好みを見つけて、韓国料理の世界を広げていきましょう。
次の記事で「現地で人気!韓国の知られざる料理7選」をご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。


